■GOLD ETFの基礎

GOLD ETFの基礎

  SPDR ゴールド・シェア 東証:1326

  • 「SPDR ゴールド・シェア(スパイダー ゴールド・シェア)」 は、金に投資するETFで、金地金価格(ロンドン金値決め 金価格の世界標準)に連動することを目指します。

  • アメリカなどで上場している SPDR Gold Shares(GLD)が、2008年6月30日に東京証券取引所に重複上場することとなりました。コモディティー(商品)を投資対象とするETFの上場は、東証として初めてとなります。

  • 売買単位は50口で、最低取引金額は50万円程度となることが予想されます。また、管理報酬料等は年率0.4%となっています。

  金価格連動型上場投資信託 【大証2部:1328

  • ファンド名「金価格連動型上場投資信託」は、2007年8月10日に大阪証券取引所に上場しました。国内の取引所が株価指数以外に連動するETFを上場するのは初めてとなります。

  • 上場取引所は通常の株式と同様に、市場が開いている時間帯であれば、いつでも取引することが可能です。また売買単位は10口10グラム)で、現在の相場だと約3万円程度から投資することが可能となっています。

対象となる指標

  • 金ETFとは、1グラム当たりの金価格に連動することを目的に運用され金ETFは、基本的には金価格に連動する成果を目指す事になります。

  • 海外で上場されている金ETFは、投資家から集めた資金で直接、金現物を購入しますが、日本では商品・Commodityを裏付けとした投資信託の上場が法律上認められていないため、金価格に連動する債券(いわゆるリンク債)に投資する事となります。

  • 対象となる指標は、「1g当たりの円表示の金価格」となります。金1gの値段が株式投資で言う株価となり、ロンドン金価格(London Gold Fixing Prices)の午後の決め値で、1トロイオンス当たりドル建て価格が発表され、これをロンドンタイム午後4時の為替レートで1グラム当たりの円建てに換算したものが価格となります。